睡眠時無呼吸症候群・いびき

マウスピース(スリープスプリント)

あごの骨格や形状などが原因によって、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)になっている場合に行われている
治療方法がマウスピース(スリープスプリント)です。

マウスピース(スリープスプリント)
マウスピース(スリープスプリント)
治療方法

個々に合わしたマウスピースによって、睡眠時に舌が後方に下がって、咽頭(いんとう)を塞がないように、咽頭の広さを確保する方法です。

適応範囲

いびき

軽度~中症患者の睡眠時無呼吸症候群患者
鼻マスク(CPAP)が使用できない睡眠時無呼吸症候群患者

メリット

  • 身体に負担がかからない
  • 手軽に使用できる
  • 持ち運びも簡単
  • 有効率は90%以上といわれている

デメリット

  • 総入れ歯や重度の歯周病の人は使用できない
  • 鼻の疾患がある人は使用できない
  • 発育途中の子供の場合は使用できない場合がある
  • 慣れないうちは、あごの違和感や痛みを感じる場合がある
  • 重度の睡眠時無呼吸症候群には効果がない場合もある

        治療の流れ

        1日目 問診、検診、型取り、レントゲン、歯石除去など

        2日目 マウスピース(スリープスプリント)装着、調整、取り扱いについて説明

        3日目 調整

        保健診療

        内科や耳鼻咽喉科にて、簡易検査を受けていただき、睡眠時無呼吸症候群との診療情報提供書をご持参いただければ、マウスピース(スリープスプリント)療法が保健診療で受けられます。合計で約11,000円ぐらいです。

        自費診療

        内科や耳鼻咽喉科に、検査を受けに行く時間がないという方は、合計約30,000円から40,000円ぐらいで、マウスピース(スリープスプリント)作成可能です。
        問診で、軽傷と判断された方や時間に余裕のない方等は、直接依頼されるケースが多いです。